またアップルのイヤーポッズみたいなデザインして...と思い、試聴してみたところ。
BANG&OLUFSENのクラフツマンシップと音質へのこだわりを店員さんと語り合い、流れるようにお持ち帰りしていました。
ここんところこのあっさりした、包装デザインで統一されているBEOPLAYシリーズ。
ワイヤレスイヤホンについては結構最初の頃から力を入れていて、EX(イー・テン)と名乗るだけあって数機種出ています。
アップルにはない、オーディオメーカーのこだわり、1ファンとして語っていきますね(ぉ
MADE FOR MUSIC、すなわち音楽のために作られていますよ、ということです。もちろんオンライン会議で使用していただいても構いませんが、”音楽のための”ワイヤレスイヤホンです。(贅沢で上質なオンライン会議...
DESIGN FOR LIFE、生活のために設計されていますと書かれています。のちほど出てきますが、うっかり水場に...だったり、運動しているときに使いたいけど汗が、といったシーンでも耐えられる防塵防滴性能。
ノイズの多い雑踏でも、静かなカフェでも、最高性能を叩き出すノイズキャンセリング機能。
接続時には最新のBluetooth 5.2規格で安定性の高い接続が可能。こういう機能が豊富なワイヤレスイヤホンです。
そして、AppleのiPhoneやiPadといった、統一されたUIを持つiOS系にも認証されているので、音にこだわりたいAppleユーザーはAir Pods Proよりこちらを是非に(笑)
より突出した高機能さが売りのGoogleのAndroid端末を持つ方には、米Qualcomnの高音質なコーデック ”Apt-X Adaptive”に対応しておりますので最高音質での音楽体験が可能です。
開けるとケースとご対面。このケース、AirPodsのようなプラスチックとは違います。
こだわりはケースにも。このケースはアルミニウムで出来ているのにとても軽量なんです。AirPods Proは50.8gですが、これは53g。ほとんど変わらないですね。
充電状態のインジケータが手前にあり、表面にはロゴが格好良くさりげなく。
フタを開けると本体が鎮座しております。イヤホン本体が丸く輝いておりますね、こちらもアルミニウムです。
いやらしいメッキではなくホンモノのアルミニウムのリングを使用することで上品に、美しいディテールを醸し出しています。
光の当て具合で、アルミニウムのリングの表情も変わります。
でもそれだけじゃないです。リングの中央、ロゴが入ってる場所なんですが映り込みと反射がわかるでしょうか。
リングの中央は、タッチセンサーが入っており、強化ガラスで出来ています。
まるで日本設計のような高精度な作りに驚いてください、当たり前と思っているかも知れませんがデンマーク🇩🇰にもここまでこだわる企業がいるのです。もちろん音響機器メーカーですから、音質へのこだわりも。(※スウェーデンと記載しておりましたがデンマークの間違いですので修正致しました。失礼致しました。)
このステムデザインと呼ばれる、AirPodsみたいな形状ですがメリットが多く、バッテリーを伸びた足に入れることで本体のドライバ(スピーカー部分)を大きく出来ます。
また足の先っぽ、写真では一番下ですがマイクを配置することで、声を集音しやすい向きとなり通話性能も向上。
専用のアプリがあるので、インストールしましょう。
アプリも知らない間に進化していました。なんと、ノイズキャンセリング性能のレベルが選べます!(3段階)
従来は、アダプティブANCだけだったと思います。環境に応じて自動で強度やバランスを考えてくれるものですね。
今回はアプリを入れるといじれるようになってます、耳への負担が気になる方は弱くしたり、できますね。
風切り音の低減、というのも自動だったんでしょうね。これも選択制に。
透過モードも、もちろん搭載です。従来通り、左のタッチインターフェース2回押しで切り替え可能。
さらに下には、従来もあったサウンドモードの機能も。
サウンドモードは従来と変わらんね、と思いましたが実はチューニングが進化してるそうです。
昔は確かに劇的に変わっていたのですが、今回の操作では、ゆるやかな変化で選びやすくなってます。
長々と説明しましたが、さてさて聞いてみましょう。
音質に影響するハード部分は、9.2mmネオジウムドライバー、全指向性MEMSマイク6基です。
前モデルで6.8mmだったドライバーは9.2mmと巨大化。このお陰で、奥行き感・立体感がアップし、高音の細やかさと低音の沈み込みが強化され、音源の再現力と臨場感がアップしていますね。再生周波数などの数値では語れない部分です。(AirPods Proのドライバーサイズは11mm、サイズでは負けましたね)
あとはメーカーの音作り、が大きなポイントです。創業より100年を過ぎたBANG&OLUFSEN、日本の老舗オーディオメーカーとそう変わらないこだわりと技術力を持っているのです。
良く言われるのは、キツすぎない”高い解像感をもつ音質”と音質を妨げない強すぎない"ノイズキャンセリング性能"のチューニング。
ソニーやBOSEのような強力なノイズキャンセリングは期待しないでください、外音を完全になくすのではなく、音楽を聴きやすい傾向にノイズキャンセリングしますので。耳への負担は圧倒的に少ないです。
是非とも試聴ください、私も色々知ってはいながらも実店舗で触って気付くこともあります。
素材感は写真でも伝わるところはあるのですが、音はやはり聞かないとですね。あとカラー!ブルーのものは本体色はブラック?と思ってましたが、実際は若干グレーがかった色でした。
以上でBEOPLAY EXのレビューを終わります。
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Bang & Olufsen
2022-04-22
コメント
コメント一覧 (2)
ご指摘ありがとうございます!
なんというミス…誤記修正致します💦