DSC_6099
純国産、3Dプリンタ造形によるカスタムイヤホンに手を出してしまいました。

DSC_6066
ONKYOブランドのカスタムイヤホンです。前々から気にはなっていたんですが、お得に買えると聞いて。

DSC_6093 (2)
意外と簡単なもんです、ものの十数分で耳型はとれました。
耳に樹脂を入れるのも、耳鼻科に比べれば痛くもかゆくもなく、ひんやりと気持ち良いくらい。

オンキヨーを選んだのは、3Dプリンタ樹脂の品質が良く、低価格でデザインやオンキヨー独自BAドライバを選択できるという点。

そして選んだのは"シリーズ M" 。新開発 マグネシウム振動板搭載、雑味の無いナチュラルなサウンドを奏でるモデル。

もう1つのJシリーズは、解像度重視。こちらのMシリーズはナチュラルで聞き疲れしない傾向。お家でゆったり聴くのにはMシリーズが良いかなと。中でも、一番個人的にバランスの良かった”1ドライバー”のIE-M1にしました。

DSC_6080
イヤホンケーブルはデンマークのLinum社。昔使ったことのあるブランドで、音質も品質も安心。
細いけど耐久性は抜群なメーカーです。これがお値段そのままでついてくるのが嬉しい。

DSC_6078
そしてもう1つの魅力はコネクタです。リケーブル出来るイヤホン界でも最新のコネクタ規格、エストロン社”T2コネクタ”を選択できる点。迷わずこれにしました。
医療機器グレードの品質で、軍事・警察やNASAといった高信頼性・高耐久を求める基準をクリアしていている部品です。
挿抜回数2,000回を誇り、IP67(防塵・防浸水)に対応し、接続安定性を実現した端子とのことで従来のMMCX端子とは全くレベルが違いますね。

DSC_6072
今回のデザインは、一番無難で飽きの来ないものにしようと言うコンセプト。
従って、普段から好きな色をチョイスしました。(攻めるのはまた今度にします

プレート:グリッターブルー(左右)
左内側:エアフォース
右内側:ブルー

表面のプレートは、ギャラクシーが良いかなと思ってたのが、実際は結構パープルがメインだったので、好きな青系のグリッターブルーに。

DSC_6104
内側に関しても、ブルーは綺麗な感じだったので選びましたがエアフォースというホワイトはどんな感じか気になったのでチョイス。赤っぽいのにしても良かったんですがさすがにワンパターンなので。
確かに言われていたように高品質な3Dプリンタ造形で満足です。

DSC_6103
接合面もピッタリ、後処理もなめらかになっていてお値段よりもお得に感じますね。

DSC_6083

常用しているデジタルオーディオプレーヤーDP-S1Aとの相性で選びましたのでこれで久しぶりの、”オールオンキヨー”構成ですね。プレーヤーとの価格差?私はエントリーユーザーなので✨

音質は、BAドライバと思えないようなナチュラルテイストに仕上げられています。
とはいえ、BAの芯のある音はそのままに、素のBAの音から細かさを排してなめらかにし、高域低域のバランスをチューニングされていますね。

1ドライバのものにした理由は、ほかの2,3ドライバの音の傾向が低域重視すぎてプレーヤー側でチューニングしきれなかったため。おそらく人気のAstel&Kernのような、全体的にフラットで細い音を出すプレーヤー向けなのでは?と。低域不足なら、イコライザで増やせますが、元々多すぎるのはバランスが崩れるのでキツいです。

あと、肝心のフィット感ですが、スタンダードにしたのでキツすぎず緩すぎず。耳に良い感じにフィットして、結構遮音性高いですね。これがシバントス補聴器の「匠」の技術ですね。今度はプロとか使ってみたいですね。

初カスタムイヤホンでしたが、メーカーも色々あってカスタムもそれぞれ違ってて面白いですね。嗜好品だから出来ることですが、家電でもこういう要素あっても良いかなと思いました。

オンキヨーのカスタムイヤホン、アーティストや声優、楽器演奏者の方に使用されているの結構多いようで、すごい信頼性と人気でさすがオーディオの老舗です。せっかく作ったので大事に愛用したいと思います。